乃浬子 @ Bonne Maturiteは、ジュエリーやファッション コーディネイトのスタイリングを通して、ライフスタイリッシュなあなたを応援します。

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みなさまへの想いをインタビューして頂いています。

― 乃浬子さんてどんな人?

『ライフスタイリスト』『ジュエリスト』として活躍中の乃浬子さん@bonne maturiteは広告のスタイリストからジュエリー、インテリア、ビューティウォークなど華やかなキャリアを持つ。
14年間ニューヨークやロンドンに在住!?そして乳がんや心療系の病を乗り越えた経験も活かして、現在のライフスタイルに至る経緯やお仕事への思いを伺いました。

乃浬子さんは、私たちがそれぞれ持って生まれた個性や魅力に客観的に気付くこと、セルフイメージの扉を開くことのための色選びやファッションコーディネイト、さらに所作、姿勢、歩き方などの着こなし術など、多角的に魅力を惹きだすナビゲーターをされています。

現在は、渋谷ヒカリエ8階にある、クリエイティブラウンジMOVを中心に、各地でカラー&スタイルセッションや、パーソナルジュエリーのデザイン、セルフイメージのためのワークショップなど、みなさんのライフスタイルがちょっと愉しくなるヒントを提案しています。

― この仕事に就こうという思いはいつごろ生まれたものですか?
小学校高学年のころには、もう「デザイン関係の仕事がしたい」というようなことを作文に書いていましたね。いま思うと、子どものころからセルフイメージを意識していたのかもしれません。
姉がいるんですが、彼女が学業優秀だったので、比べられないためには自分は違うことをしよう、と思っているようなところがありました。子供時代は、紙製の着せ替え人形の洋服を、自分で何枚も何枚も作っていました。ちょっと自閉症っぽかったかも(笑)。
美大に進んで、卒業後はご縁があってスタイリスト見習いとして写真スタジオに入りました。当時はまだ「スタイリストって何?」という時代だったので、自分でもよくわかってなかったんですが(笑)。
そのあとライトパブリシティと言うすばらしい広告会社の専属スタイリストになり、ポールニューマンのスカイラインなどを手掛けたあと、フリーランスになってホンダやパルコなど、たくさんステキなお仕事をさせて頂きました。
1988年にニューヨークに渡米。『Parson's school of design』でインテリアデザインを学び、インテリアショップで数年働いた後、5番街のジュエリーショップへとキャリアチェンジして、2000年に帰国し現在に至る、という感じです。
― いろんなキャリアが折り重なっている?
はい、スタイリストにジュエリー、インテリアなどなど、かなり“とっちらかった”人生を歩んできて(笑)、でもその全てに“色”がかかわっているな、と気づいたのが、帰国後カラーアナリストを始めた動機ですね。
色に集約して、これまで培ったものを活かして総合的に提供できるんじゃないかと思ったんです。
― たしか14年も海外にいらしたとか!?
    初めて海外へ行ったときのこと、住もうと思ったきっかけを教えてください。
最初は美大時代の美術研修ツアーがきっかけでした。実は私、海外志向が強い方ではなかったんです。そのツアーに参加したのも、こういう機会でもないと、今後わざわざ自分で海外に行くこともないかもしれないから、参加しておこうか、という程度の気持ちでした。
ツアーは、イタリア、スイス、ドイツ、フランス、イギリスを18日間でまわって、美術館などを巡るというもの。
芸術やファッションも素晴らしかったですが、それより印象に残ったのが「海外の人とも話せるんだ!!」という実感です。当時は漠然とですが「日本人としか関わらない」みたいな思い込みがあったので海外体験でそれが見事に覆りました。
例えばイタリアのお店でちょっとした行き違いがあったのを、店内にいた別のお客さんが英語とイタリア語で私たちと店員さんを仲介してくれて、問題が解決したり。イギリスでみんなと離れているときに道に迷ってしまったんですが、英語で尋ねて英語で教わって、ホテルまで帰れたり。
英語というツールがあれば、海外の人ともコミュニケーションがとれる、という感覚が新鮮で、また海外に出てみよう、という気持ちになりました。実際、このツアーの1年後には、ロンドンに2年ほど住んだりもしました。
今の『外見はノンバーバルコミュニケーション』『お相手への思いやり』という理念にもつながる経験だったんですね。
ファッションでいうと、ヨーロッパは伝統的なものを大切にしようという考え方が根付いているように思います。新しいものと古いものを両方活かす、『折衷の美学』が息づいている。流行よりも自分(の個性や内面)を大切にしているんですね。若さを珍重するより人生の経験を重ねることを美しいと捉える。
そのスマートエイジングな考え方とコーディネイト術は、現在の私のライフスタイルに大いに影響を与えてくれています。
― 現在、ヒカリエやその他でやっていらっしゃるパーソナルカラー"スタイルセッションとは、
    具体的にどんなものなんでしょうか?
そうですね、従来のパーソナルカラーは肌や髪、目の色や顔のパーツの形などから分析してその人に似合う色のグループを診断しますが、私の視点はある意味真逆(笑)。
似合う色を限定するのではなく、その人の内面の魅力を活かす色やデザインをクライアントさんの想いに寄り添って見つけて拡げていく、コーチングの要素が多く入っています。ご本人が気付いていないセルフイメージの扉をそっと開くような…そんなセッションやワークショップをやっています。
そして、机上の空論にならないように、実際のヘアーメイクさんなどとご一緒に、その方のライフスタイルアップを
促すための『イケメン化計画』や『おんな前プロジェクト』を提案しています。毎回クライアントさんの表情や姿勢がどんどん変わっていくのがホントに愉しいですね。
― セルフイメージと周囲の人が抱いているイメージがかけ離れているケースなどは
    ありませんか?
はい、実はほぼ一致しないんです。
私たち日本人は謙遜が美徳という観点から、えてして自尊心が低くなりがちで、それがひいてはウツやひきこもりさんなどの社会現象にもなってしまっている…実は私も数年前まで心を病んで辛い思いをしていたんですよね。その経験が、いま大いに活かされているのですが…
私たちは自分のことが一番見えないので、自分の主観ではどうしても見えない客観視をすること、さらに達観、そして内観することで、自分の魅力を多角的に受け入れることが出来るんです。
『Style-up Personal color & Styling session』(スタイルアップ セッション)は、トレンドファッションの話ではなく、自分の個性を自分でスタイリングして愉しむという発想なんです。ご自分に内在しているすばらしい魅力を、色やスタイルと共に惹きだしていくという感覚かな。
好きな色は自分を癒してくれる色だし、似合う色は自分を活かしてくれる色なのだから、色やデザインを味方にして人生を愉しむスイッチを、ぽちっと押している感じなんです。
― では、色選びやコーディネイトで大切にしていることは何ですか?
常に心に留めていただくといいかなと思うのは、先ほども言いましたが、外見はコミュニケーション、つまりお相手への『思いやり』という考え方です。
これは人目を気にするということではなく、洋服って着てしまえば自分からはほとんど見えないじゃないですか?だったら人のために装う、という意識をしてみませんか?ということ。

かえってシンプルに自分に似合うスタイルができあがって、結果的に細く見えたり笑顔が明るく見えたり…双方にハッピーな相乗効果がたくさん生まれるんですよ。
― 『スタイリストはファッション業界のお仕事』と大雑把に捉えていましたが、
    乃浬子さんのスタイリングは売りたい商品をモデルさんに身に付けてもらうのとは、
    だいぶ性質の違うお仕事なんですね。
私ね、実は昔からファッションが苦手なんですよ(笑)。
ファッション(トレンド)に興味のないスタイリストって致命的!と思っていたので、正直言って悩んだ時期もありました。うん、今でも流行の服とかには全く興味無いの。
でもこれからはモノではなく、ヒトが主役の時代ですから、トレンド人間じゃなくてよかったと思っています。
人と洋服、人と宝石、人と色。私のお仕事は、その「と」の部分なんですね。
最近使っている『ライフスタイリスト』という言葉に行きついたとき、あ~私は自分の経験を活かしながら、みなさんにそれぞれのライフスタイルの愉しみ方を提案していく、それが乃浬子流スタイリストの在り方。実はスタイリストという仕事が天職だったんだと…本当に感謝しています。
そして、そういう意味では、広告の仕事を経験してきたことが活きているのかなと思うんですね。広告は商品がどの角度からでも最高に見えるようにスタイリングするのが基本で、実は流行をつくる先鋭的な感覚よりは、フラットな感性が求められます。人々が共感してしまう何かが大切なんですね。
この仕事も同じことで、私はみなさんのPR業だと思っているんです。次々と流行の最先端を提案するのではなく、『リバウンドしないスタイリング』つまりひとりひとりが自分らしく心地よい装いを自分自身で選択するチカラを培うことがゴールなんですね。
だから私の仕事は、私が必要なくなることなのかな(笑)。
― なんだか完璧に思えますけど、なにか苦手なことはありますか?
苦手だらけですよー!おっちょこちょいだし、整理整頓も苦手――(笑)。
実はね、1から何かを生み出すのは大の苦手で、決してクリエイティブな人間しゃないの。そう言えば、7年ほど前に日本橋三越と新宿伊勢丹で、ジュエリーブランドを立ち上げさせていただいたことがあったんですが、着ける方のお顔が見えないとデザ
インがまったく浮かばなくてノイローゼのようになった経験があるんですよね!いま思えばすばらしい経験をさせて頂きましたけれど。
そうそう、美大を出ているのにデッサンとか絵を描くのが苦手なんですよ(笑)。
私は何か材料を与えてもらうと、それを活かすためにアレンジしていくチカラは備わっているみたいなんです。得意料理は冷蔵庫の中にある食材で何とかカッコよく料理しちゃう!みたいな(笑)。
そんなことが人や石の個性を活かす『パーソナルスタイリング』『パーソナルジュエリーデザイン』のポリシーにもなっているんですね、きっと。
― ジュエリーは、いま、どんな思いで創られているのですか?
着ける方のデイリーライフスタイルにしっくりくることをいちばん大切にデザインしているんです。
ニューヨークの5番街にあるジュエリーショップで働いていた頃から、ジュエリーが好きと言うより、 ジュエリーを使ったコーディネイトやライフスタイルが大好きなんですよね。
今はみなさんのパーソナルカラーやスタイル、スケールなどの知識を、ジュエリーにも活かして、 多角的にその方に似合うデザインをイメージ出来るので、みなさんに満足して頂いているのだと思います。
― お仕事の中で、うれしかった出来事をいくつか挙げていただけますか?
ほんとうにたくさんの喜びをみなさんから頂いているのですが…
乳がんを患われたお客様から「ジュエリーを作るかどうか、迷っているの」とご相談を受けたことがありました。お客様の内面にどこまで踏み込んでいいのかは迷うところではあるんですが、私は「ジュエリーを着けている10年後をイメージしませんか?」とご提案してみました。そうしたら、その方の考え方というか視点が少しずつ変わってきて、前向きな気持ちが生まれたようで、ご家族との関係も良くなっていったそうなんですね。
実は私も乳がん経験者なんですよ。だからこの方のお気持ちに寄り添えたのかもしれません。お母様からいただいたブルー・トパーズの指輪をネックレスに変えるプロジェクトだったんですが、ジュエリーを超えた何かを共有出来て本当にうれしかったです。
また、私のデザインしたジュエリーを身に着けると、スイッチが入るの!って仰った方もいらして、こんなライフスタイルジュエリーの在り方もあるんだなぁっと逆に教えて頂きました。
ジュエリーだけでなく、スタイリングをした皆さんから『人生が愉しくなった』『視野が広がった』などというコメントを頂くのも、とってもうれしいですね。
― 男性のクライアントさんも多いと伺いましたが?
男性でも女性でもコーディネイトは愉しいですが…実は広告のスタイリスト時代からホンダのバイクなど男性のスタイリングのお仕事が多くて、男性のコーディネイトが大好きなんです。
『イケメン化計画』などを通して、日本中にナチュラルでカッコいい自信に満ちた男性が溢れることが、私の使命じゃないかしらっと思っています(笑)。
― 今後のチャレンジしてみたいことがあれば、教えてください。
『ノームコア(normal core) 』というステキな言葉があります。
日本では『究極の普通』と訳されたりしていますが、実はとても奥が深い言葉なんです。 私は『自分軸(core)を表現するために、全てをそぎ落とした、ノーマルでシンプルな自分流スタイル』 『内面と外見を統合した、ありのままの自分らしいファッション』と意訳したいと思います。 そして私自身も、ライフスタイリストという仕事を通して『乃浬子流ノームコア』を見つけていく旅をしています。
いま、いろんな分野で多彩に活躍なさっている方たちと、たくさんの相乗効果をさせて頂いています。
『ライフスタイリッシュワークショップ』や、雑誌ショールームで『ハッピーカラーレッスン』、 テレビ番組で『ビフォアアフタースタイリングマジック』、『その方だけのためのパーソナルジュエリーリメイクデザイン』などなど次はどんな人生の課題頂くか、 ワクワクしながら、軸にあるのはみなさんの『生き方のソムリエ』で在りたいと… 一緒にそれぞれのノームコアを探求し続けていけたら本当に幸せだと思っています。(談)
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